開催中!企画展「昔の駅弁かけ紙展」
四国鉄道文化館北館では、「昔の駅弁かけ紙展」を開催しています。
今年4月に開催した「かけ紙展」から、一部資料を入れ替えての展示となります。
今から150年前の明治5(1872)年、品川・横浜間で開通した鉄道ですが、
駅弁の始まりは、それから13年後の明治18年、宇都宮駅で
梅干し入りの握り飯2個に沢庵を添えて、竹の皮で包んだものを
販売したのが最初とされています。
以降、駅弁は、昔も今も旅の楽しみの一つとなっていますね
その駅弁を販売する時の包装紙が「掛け紙(ラベル)」と呼ばれています。
販売する地方、年代によって色々趣向を凝らしている掛け紙ですが、
今回は、戦前から戦後までの駅弁の掛け紙を中心に展示しています。
展示の一部をご紹介します
岡山駅と岩見益田駅の掛け紙です。
名所旧跡のイラストや、「送迎遠慮当選標語」が掲載された掛け紙です。
駅弁食べた後の後始末についてのお願い事項も記載されていたり、
よく見ると、色々な発見がありそうですね
昔のだけではなく、現代の駅弁もアレンジして展示しています。
四国ならではの掛け紙も展示しています。
他、平成31年3月に終了しましたが、
JR四国の特急電車の車内販売で実際に使用していたワゴンも展示していますよ
ぜひご覧ください。
日時:開催中~10月11日(火)
場所:四国鉄道文化館北館
※観覧は無料ですが、入館券が必要です。