FM愛媛『うちぬき耳より情報』放送予定
毎週金曜日に西条市の魅力をラジオで紹介しています
◎番 組 名 えひめまるごと15分『うちぬき耳より情報in西条』
◎放送日時 毎週金曜日 11:40~11:55
◎放 送 局 FM愛媛 (新居浜)89.2MHz (今治)80.6MHz
ぜひお聞きください
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【2月20日放送予定】
取材内容 :高機能消防指令センターの運用開始
取材相手 : 消防本部 通信指令課 渡邉さん
2015年2月1日(日)から、高機能消防指令センターの運用がスタートしました
「高機能消防指令センターの特徴は?」
高機能消防指令センターとは、119番通報受付から出動指令、部隊運用など、消防活動が終了
するまでを迅速かつ的確に行うためのシステムを言います。
また、関係機関との連絡や調整をする、消防の頭脳的役割を担っており、24時間365日の市民
の安全安心を守っています。
「今までの消防指令センターと何が違うの?」
今回整備した指令センターは、最新鋭のコンピュータと通信機器を導入し、固定電話、携帯電話
IP電話のいずれからの通報でも、瞬時に位置情報が地図モニターに表示され、出動までの時間
が短縮できるようになりました。
一部の機能を説明すると、今までの携帯電話やIP電話は専用のパソコンで地図に表示されてい
たものを指令台に入力する必要がありましたが、今回はそれが一体型となっています。
また、火災発生時には連動して消防団員に対しても、eメールで出動指令情報を伝達することが
可能となりました。
さらに、市役所の災害対策本部に設置している指令伝送出力装置により、大災害時にも連携を
とれるようになっています。
この他、発生が懸念されている南海トラフ巨大地震についてもお話を伺っています
取材をしてみて驚いたのは、昨年の西条市での119番通報のうち、いたずらや間違い、問合せな
どが全体の18%を占めているという事実でした。
これは、緊急時の回線が繋がらない原因となります
もし間違えた場合は、「間違いです。」と答えてください。本当に間違えたのか、119番をかけたが
通話できないような状態になっているのかが分かりません。
実際に無言の119番通報があり、救急車が出動したところ、電話をかけたまま意識を失っていた
事例もあったそうです。
間違いやいたずら電話のせいで、本当に助けを求めている方たちに救助の手が差し伸べられな
いという事は絶対にあってはいけない事です。
適切な119番通報を、私たち市民一人一人が心掛ける事が大切だと改めて実感しました。
【2月27日放送予定】
取材内容 :西条市市民の森 梅まつり
取材相手 : 考古歴史館 和田館長、 観光物産課 高橋
2015年3月1日(日)11:00~
■短歌・川柳・俳句大会
■西条花だより
■お茶席
■餅つき
■しょうが湯でおもてなし
■火おこし体験
当日開催イベントの「火おこし」を、和田館長に実演してもらいました
(館長の奥様も一緒に来ていただきましたよ)
うっすらと煙が出ているのがわかりますか
館長曰く、「古代人の知恵や苦労を体感することにより、今の自分達の生活を振り返り、文化財の
大切さや継承していく意義などを学んでもらえれば・・・」とのこと
当日、着火に成功すると「火おこし認定書」が発行されます
市民の森と言えば、梅の開花状況も気になりますよね
和田館長には、梅林園の梅も紹介していただきました
梅林園には現在19種類、約1000本の梅の木があります
取材に行った2月10日は、寒紅梅・四国紅梅・南高梅が満開でした
(種類によって、満開の時期が異なります)
最後にとても珍しい椿の鉢植えを見せていただきました
「八堂椿」という品種
50年程前に、八堂山で発見したとのこと
和田館長の奥様が大切にお世話されているそうです
まだ寒い日が続いていますが、梅の開花を見ていると春の訪れを感じる事ができますよね
春は1年のスタートです。すべての物がよみがえり、生き生きと活動し、やがて満ち栄えるという
おめでたい言葉です。
自然のうつろいを暦にしていた農民たちは、梅の花の開花で種もみを水に浸し、1年の農作業を
始めます。
したがって、日本人はことのほか梅が好きなようで、畑の片隅や神社・寺の境内・公園でもよく観
ますよね
この市民の森、八堂山も弥生時代に私たちの先人が住んだ歴史があります
梅を愛でながら、遠き先人たちに思いをはせてみませんか?
(き)